記憶していることと思い出すことは別 [記憶術]
よく、こんな経験ありますよね。
● 記憶しているはずなんだけど、思い出せない。
● 記憶しているかわからなかったけど、意外とスラスラ思い出せた。
実は、記憶していることと思い出せることは別なんですね。
記憶には、次の3つの要素があると言われています。
■ インプット
■ 保持
■ アウトプット
「保持」はしているけど「アウトプット」がうまくできない、という状態があるのです。
でも、きっかけがあれば、そのような記憶もスラスラ思い出せることがあります。知識を覚える時には、思い出すための“きっかけ”を作っておくと効果的です。
覚えようとしている内容に対して納得できる理屈がある場合には、その理屈が“きっかけ”になります。
例えば、正四面体の重心の位置は高さの1/4のところにあります。これは正四面体の4つの頂点に質量が等しく集中していると思えば、高さを3:1に分ける点が重心になるから直ぐにわかります。この理屈とともに覚えれば思い出せないことはありません。
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